資産形成にはインデックス投資がおすすめ、長期、分散、低コストが大事。
ここまでは、多くの方がたどり着きます。
しかし、投資初心者の方が最後につまずくのは、ここです。
「で、結局何を買えば良いの?」
調べれば調べるほど、
・ オルカンが良い
・ S&P500が最強
・ 米国集中は危険
・ 米国以外は不要
と様々な意見を目にして、答えが分からなくなり、動けなくなってしまう。
結論から言います。
「オルカンでもS&P500でも、どちらでも良いから早く始めることが重要です」
■オルカンとS&P500は80点と78点を比べているようなもの
オルカン(全世界株式)とS&P500(米国株式)は、よく比較されます。
しかし、この2つの違いを真剣に悩むのは、
「80点の商品と78点の商品をどちらにするか悩んでいる」
ようなものです。
しかも、その2つの差は、
・数十年後に振り返らないと分からない
・途中の相場次第で簡単に入れ替わる
というレベルの差です。
そんなことよりも、
・0点(投資をしない)
・0点(知識なしで個別株や暗号資産を買う)
を避けることの方が圧倒的に重要なのです。
■オルカンの特徴:迷いたくない人の「完成形」
オルカン(全世界株式)は、その名のとおり世界中の企業に投資します。
●メリット
・究極の分散投資であり、これ1つで世界中に投資できる
・特定の国が不調でも、他国でカバーしやすい
●デメリット
・リターンはS&P500より控えめになりやすい
・新興国リスクがある(政治、通貨、制度のリスク)
世界中に分散投資できるので、安心して投資を続けたい方におすすめです。
金融業界で著名な方の多くは、S&P500よりもオルカンを推す意見が目立ちます。
■S&P500の特徴:実績抜群、王道の投資先
S&P500は、アメリカを代表する約500社に投資します。
●メリット
・長期にわたり世界トップクラスのリターン
・特に直近10~20年はオルカンを上回る
●デメリット
・アメリカへの集中投資であり、オルカンに比べて分散が弱い
・アメリカが不調な時は、影響をもろに受ける
多少のリスクを取っても高いリターンを求め、「米国はこれからも強い」「アメリカの覇権は続く」と信じられる方におすすめです。
■重要なのは「どちらを選ぶか」ではない。
投資初心者がやりがちなのは、
・オルカンとS&P500で何か月も悩む
・比較記事を読み続ける
・結局、まだ投資をしていない
という状態です。
しかし、インデックス投資で一番重要なのは、
「時間」
なのです。
・1日でも早く始める
・相場がどうであれ、毎月積立を続ける
・下落しても売却しない
この行動さえできれば、オルカンかS&P500かの違いは誤差レベルと考えて良いと思います。
■迷ったらこの基準で選べばOK
それでも決めきれない方に向けて、超シンプルな基準を置いておきます。
・安心感重視:オルカン
・リターン重視:S&P500
どちらを選んでも正解です。
■まとめ:一番もったいないのは、完璧を求めて「動かないこと」
インデックス投資は、「正解を当てる」投資ではありません。
・大失敗しない
・80点(平均点)を取りに行く
・長く続ける
そのための投資手法です。
オルカンもS&P500も、80点近い優秀な選択肢です。
よって、どちらを選ぶかよりも、いつ始めるか、どれだけ続けたかの方が重要です。
オルカンでもS&P500でも良いので、
「今日から始めましょう」