■はじめに
もし、あなたが今、
・時間に追われ続けている
・余裕がなくて子供に向き合えない
・将来の見通しが立たない
そんな悩みを抱えていたとしても、それはあなたの能力不足ではありません。
単純に「役割が多すぎるだけ」です。
・お金のこと
・子供のこと
・これからの生活や将来のこと
シングルファザー、シングルマザーという立場は、思っている以上に、一人で背負うものが多い状況なのです。
この記事では、シングルファザーとして生きてきて、私が感じたこと、そして同じ立場のあなたに伝えたいことを書いていきます。
■頑張って当たり前になってしまう日々
仕事をして、
家事をして、
子供の世話をして、
また次の日を迎える。
片親になって間もない頃は、周囲は事情を汲み、同情や配慮を向けてくれることが多いものです。
急な予定変更や多少の無理も、仕方がないと受け止めてもらえる場面もあります。
ただ、時間が経つにつれて、そうした配慮は少しずつ日常の中に溶け込んでいきます。
やがて、自分に対する周りの見る目は「大変な立場の人」ではなくなり、
「一人の親として」
「一人の社会人として」
「一人前であること」
を求められるようになります。
子供のために、毎日ひたすら頑張って、時に無理をして、それでも「できないこと」「足りないところ」が沢山ある。
シングルファザー、シングルマザーの皆さんは、少なからず、似たような思いを抱いているのではないでしょうか。
■日常で感じる「孤独感」
片親として生活していると、ふとした瞬間に孤独を感じることがあります。
それは、誰かに囲まれていないからではありません。
職場には同僚、部下、上司がいますし、帰れば子供も傍にいる。
それでも、決断や責任を一人で引き受け続ける感覚が、積み重なっていき、孤独感を感じるようになるのです。
●共有できない判断が増えていく
・子供の進路や教育のこと
・家計や将来の不安
・仕事と生活のバランス
こうしたことを、気軽に相談できる相手がいないまま、自分の中で結論を出さなければならない場面が増えていきました。
特に、子供の教育のことについては、誰かを頼りたくても、それはできないのです。
●弱さを見せにくい立場
片親という立場は、周囲から「しっかりしている」「大丈夫そう」と見られやすい面もあると思います。
そのため、
・つらいと言いにくい
・余裕がないことを見せにくい
・助けを求めるタイミングを逃しやすい
結果として、一人で抱え込んでしまう状況が生まれやすくなります。
●子供のしつけと自己嫌悪
子供と向き合う中で、一番つらく感じる場面が「しつけ」です。
本来であれば、怒る役とフォローする役を、母親とするべきところを、今は全て一人で担わなければなりません。
疲れている時や、余裕の無い時ほど、つい感情に任せて、子供を強く叱ってしまうことがあります。
・必要以上に厳しい言い方をしてしまう
・後から振り返れば言わなくてよかった言葉をぶつけてしまう
その瞬間は正しいと思っていても、後になって冷静に考えると「そこまで言う必要はなかった」と感じることが多々あります。
子供が寝静まった後、一人になってから湧いてくるのは、強い自己嫌悪です。
・親としてあまりに未熟なのではないか
・子供を傷つけてしまったのではないか
・もっと違う対応ができたのではないか
この時に相談できる妻はいません。
孤独感を強烈に感じる場面の一つです。
■完璧を目指さなくていい
片親として子育てをしていると、つい「全部ちゃんとやらなければ」と思いがちです。
しかし、完璧である必要はありません。
もっと言えば、完璧にできるはずがないのです。
仕事に家事、子育て。一人の人間がまかなうには完全にキャパオーバーです。
・手を抜く日があっても良い
・できないことがあっても良い
・立ち止まることがあっても良い
自分なりに、無理せず続けられる形でやることが、大切だと思います。
■同じ立場のシングルファザー、シングルマザーへ
片親生活が大変なのは、突き詰めれば「お金」に行きつくのではないか。
少なくとも、私はそういう結論に至りました。
保有資産が乏しく、将来への不安を抱えたままでは、どうしても仕事を中心にせざるを得ません。
時間にも気持ちにも余裕がなくなり、そのしわ寄せが日々の生活に表れてしまう。
だからこそ、お金は大変な片親生活の「元凶」であり、同時にその「解決策」にもなり得るものだと思います。
私自身は、その解決策としてFIREを意識するようになりました。
ただ、これはあくまで私なりの選択であって、これを誰かに押し付けるつもりはありません。
極端な目標を持つ必要はないのです。
大切なのは、自分のペースで少しずつ家計を整え、お金を貯める方向へ舵を切ることだと思います。
・固定費を見直す
・無理のない範囲で貯蓄を増やす
その上で、資産形成を始める気になったなら、他の記事に目を通してみて下さい。
私なりに、資産形成初心者でも分かりやすく、再現性のある方法を解説しているつもりです。
資産があることで、片親の全ての悩みが解決する訳ではありません。
それでも、漠然とした不安は確実に小さくなると思います。
この記事が、世の中のシングルファザー、シングルマザーが、少しでも楽に生きるためのヒントになれば幸いです。