■はじめに
投資と聞くと、
・株価の騰落を予想しなければいけないもの
・一部の知識がある人だけのもの
そんなイメージを持つ方も多いかもしれません。
しかし、インデックス投資は、そうした「予想」や「知識」に頼らず、世界経済の成長そのものに乗る投資方法です。
FIREや長期の資産形成を考える上で、多くの方がたどり着くのがこのインデックス投資です。
■インデックス投資とは?
インデックス投資とは、
「指数(インデックス)」に連動するように運用する投資方法です。
ここでいう指数とは、
・特定の国
・特定の市場
・特定のテーマ
を代表する企業の集まりを、一つの数字に表したものです。
例:S&P500とは?
S&P500は、アメリカを代表する約500社の大企業で構成された株価指数です。
その中には、世界を代表するApple、Microsoft、Amazon、Google、NVIDIAなど、私たちの生活に欠かせない大企業が含まれています。
つまり、S&P500に投資をするということは、
「アメリカを代表する企業全体にまとめて投資する」
ということになります。
■インデックス投資の本質
インデックス投資の本質はとてもシンプルです。
・優れた企業を「選ばない」
・売買のタイミングを「予想しない」
・経済の成長に「丸ごと乗る」
個別株投資では、どの会社が伸びるかを当てる必要があります。
しかし、インデックス投資では、当てる必要もなければ、選ぶ必要もありません。
なぜなら指数は、
「成長する企業は残り、衰退する企業は淘汰される」
という仕組みを持っているからです。
企業は、資本主義経済の中で、人類の生活が、より豊かでより便利なものになるように、激しく競争しながら成長していきます。
その中で、勝者だけが自然と残り続ける構造になっているのです。
結果、100年以上の歴史の中で、長期的に上昇を続け、今なお史上最高値を更新し続けています。
■インデックス投資は「楽して稼ぐ投資」ではない
よく誤解されがちですが、インデックス投資は「楽して儲かる方法」ではありません。
・短期では下がることも多い
買い時によれば、数年間含み損の状態になることも普通にあり得ます。
・暴落は必ず来る
過去には30~50%レベルの大暴落も発生しています。暴落時には「まだ下がるかもしれない」「少しでも損失が少ない内に」と冷静さを失い、いわゆる狼狽売りする方も数多くいます。
・退屈で面白くない
個別株のように短期間に2倍、3倍と上昇することはなく、値動きはかなり地味です。投資慣れしてくると、他のボラティリティ(値動きの幅)の高い投資の方が面白く感じるかもしれません。
恐怖を乗り越え、誘惑を排して、我慢して「続けられる人」だけが、恩恵を受けられる。
それが、インデックス投資なのです。
特定の技術や知識は必要ない投資方法ですが、感情を排し、淡々と積み立てることが、最大の難関といえるかもしれません。
■まとめ
インデックス投資は、
・成長する個別企業を当てる投資ではなく
・経済全体の成長に乗る投資
・人類の成長を信じる投資
です。
S&P500は、その代表例として、
「アメリカ経済の成長そのもの」
に投資する指数です。
短期の値動きに惑わされず、インデックス投資を長期で継続する。
それが、大きな財産を築くための最良の方法であると、私は考えています。